読谷村は、沖縄本島中部に位置し、残波岬が突き出た半島のような地形をしています。
村の西側は東シナ海に面しており、その海岸線総延長は14kmにもなりま す。海岸線のほとんどは埋め立てや護岸がなく、自然のままの海岸が特徴で、特に砂浜からはきれいな夕陽を見ることができます。
残波岬は高さ30m前後の断 崖が約2kmにも連なり、雄大な景観となっており、県内でも有数な景勝地で、岬の北側のエリアは海岸国定公園に指定されています。海岸線が人工化していないことでサンゴ礁を残し、イノーとよばれる礁湖が沖縄本島でも有数の広さを持つようになりました。そこには海の生き物たちの豊かな生態系があ り、人にとっても心地よさを味わえる憩いの場所となっています。